障害復旧に備えて「バックアップ頻度を増やしたい」?“わずか数十分”で直前状態へシステム全体を復旧する「常時バックアップ」とは。 総合商社M社(従業員数:150名)
解決策
解決後の効果・結果
リアルタイムバックアップにより、夜間を含むバックアップ工数自体がほぼ皆無となり実作業工数も90%削減
CDP方式によるバックアップと柔軟なRPの作成により、RPO/RTOが飛躍的に短縮し“わずか数十分”で復旧が実現
OS“丸ごとバックアップ”で再インストールが不要に。障害直前の状態へシステム全体を復旧
不要データのリカバリを防止することで、バックアップデータの増大と誤ったデータ上書きを抑止
バックアップ問題に大きな悩みを抱えていた情報システム部H氏は、ある情報機器の展示会にて、クオリティ社が新たにリリースした「QQR(Quality Quick Recovery)」と出会います。H氏を惹き付けたのは「低コストで導入可能なCDP方式のバックアップ・ソリューション」という特長でした。
「常時バックアップ」により、バックアップ頻度の増加という“考え方自体が不要”に!
詳しい説明と数回の商談を経て、H氏は「QQR」の評価を実施。同ソリューションが持つ「CDP(Continuous Data Protection/継続的データ保護)」方式は、まさにM社の求めていたリアルタイムバックアップ機能であることが分かり、本格導入へ踏み切ります。これは保護対象のデータやディスクの変更を常時記録・トラッキングする「永久増分バックアップ」により、万が一障害が発生しても、迅速に過去の任意時点へのデータ復旧が可能なしくみであることが理解できました。
これはM社にとっては画期的なソリューションでした。これまではバックアップ作業に数時間かかるテープメディアだったため、1日1回、多くても2回が限度でしたが、「CDPバックアップ」ならデータに変更がある度に「リアルタイム」でのバックアップが実現できます。つまり、バックアップ頻度を増やしたいと考えていたM社は、バックアップ作業そのものが実質不要になり、かつ障害が発生した際にも複数のリカバリポイント(RP)により重要データ消失による業務停止を1時間未満に抑えられるようになったのです。前出H氏はこの効果について次のように述べています。
「これまでバックアップ作業は主に夜間、長時間を割いて行っており、決算期などにはデータ量が倍増するため、翌朝になっても終わらず業務を圧迫することもしばしばありました。しかし、「QQR」導入後は実質的にバックアップ工数自体が必要なくなり、バックアップ頻度を増やすどころか、意識せずとも常に実行されているかと思うと非常に心強いですね。しかもこれは、万が一に備えたバックアップ体制の強化と同時に、システム管理者の工数を大幅に削減することにもつながっており、コスト削減だけにとどまらない大きなメリットを感じています」
長時間かかるリカバリは不要、わずか数十分で障害直前の「あるべき状態」へ─
RPは定期実行と任意時点での生成が可能(拡大)
また、「CDP」方式によるリアルタイムバックアップは、万が一障害が発生しても、迅速に過去の任意時点へのデータ復旧が可能なしくみなので、M社のリカバリ時の問題をも払拭しました。リカバリ時は、万が一に備えてあらかじめ設定していたRP(リカバリポイント)が画面上に表示されるので、任意の対象を選択・実行するだけで、これまでのテープバックアップでは困難だった直前~数時間前の状態へ、迅速に復旧することができたのです。「障害直前時点のOS環境に“わずか数十分足らず”で復旧できたのには驚きだった」と前出H氏は振り返っています。
ここでポイントとなったのが、「障害直前時点のOS環境に」というところ。「QQR」はファイル単位ではなくOSを“丸ごとバックアップ”する機能を実装しているため、OSや各種パッチプログラムの再インストールはもはや不要になりました。リカバリCDでマシンを起動し、いくつかの必要項目を入力するだけでシステム全体のリストアを完了し、RPO/RTOを最小化することでBCPリスクの大幅な軽減が図れるようになったのです。
バックアップ工数「90%削減」、不要データの復元も防止でき、すべての課題を払拭!
また、一般的なバックアップ・ソリューションと違い、必要なデータのみを確実に残しつつ、不要なデータを復元しない、という点もバックアップデータの不用意な増加によるストレージ圧迫を回避する上で大きく役立ちました。
「例えば、新しく書類を作成する場合、多くは同じ書式の古い書類を変更するかたちで作成されますが、従来は元となった古い書類の方を間違えて更新してしまうことがよくありました。しかし、明快なRP機能により常に最新の“あるべき”状態へ復元してくれるので、こうしたケアレスミスも防げるようになりました。」(前出H氏)
M社が長くテープメディアを使用してきた理由の一つとして、可搬性があるため、災害を避けて遠隔地に保管することができる点が挙げられましたが、バックアップを変更されたブロックに対してのみ行う「CDP」方式なら、バックアップデータ量が少なく回線負荷も低く済みます。M社では今後の展開として、遠隔バックアップも検討しているようです。導入後の効果について、H氏はこう総括しています。
「以前バックアップ作業に費やしていた工数の削減効果は、おそらく90%近くに及ぶのではないでしょうか。障害が起きる度に多くの業務が中断し、システム管理者が神経をすり減らすこともなくなりました。CDP方式は、管理が複雑で導入運用コストが高いと思っていましたが、「QQR」は導入・運用が容易で低コスト。スマートなデータ管理業務を実現する上で、最適な選択だったと感じています」
この課題・問題を解決したソリューション

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バックアップ/救急リカバリソリューション Quality Quick Recovery
CDP方式の継続バックアップで、障害時でも「わずか数分」復旧を可能に。
~RPO/RTOの最小化により、コスト/作業負荷を削減しつつ「BCP」リスクも軽減~